マグネシウムの便秘への効果

マグネシウムは体のさまざまな働きに関係している栄養素ですが、便秘解消にもよいです。

マグネシウム系下剤というものがあるほどです。マグネシウムの便秘への効果とはどんなものでしょうか。

マグネシウムの働き

水分摂取量が少なくなると、便が固くなって排便しにくくなります。排便しにくくなって便が長く停滞し、さらに水分が吸収されてしまうという悪循環になります。

マグネシウムには水分を吸収する働きがあり、便に水分を引き込んで柔らかくする働きがあります。

柔らかくなることで排便しやすくなります。便に水分が含まれることで膨張し、腸を刺激して働きを活発にする作用もあります。

マグネシウムが多い食品

マグネシウムが多い食品は、植物性食品ではココア・ひじき・昆布・アーモンド・ごまなどです。動物性食品ではさくらえびやイワシに多く含まれています。

植物性食品は食物繊維が豊富なことも便秘解消によいです。食物繊維を摂ることで便の嵩が増したり、腸の働きが活発になって排便が促されます。

特に海藻類やココアに食物繊維が多く含まれています。現代人は海藻を食べる機会が減っていますが、水で戻したパック入りのものやお総菜なども売られているので、上手く活用して普段から食べるように意識してみましょう。一緒に水分を摂ることも忘れないでください。

マグネシウム系下剤

マグネシウム系下剤には酸化マグネシウムが使用されています。

センナやアロエなどを配合した下剤は、無理に腸を刺激するので腹痛が起こったり、次第に耐性ができて使用量が増えてしまいます。使い続けていると自然排便ができなくなることもあります。マグネシウム系下剤の場合はこのようなことはありません。

マグネシウム系下剤は空腹時にたっぷりの水分と一緒に飲みます。水分摂取量が少ないと効果が表れにくいので、コップ1杯以上の水と一緒に飲みましょう。

マグネシウム系下剤での副作用の心配はありませんが、マグネシウムの処理が低下している腎疾患の方は控えてください。